どうして夫婦の問題なのにインナーチャイルドを癒した方がいいのか?
インナーチャイルドを癒していない
アダルトチルドレンだと
人間関係に苦しみます。
インナーチャイルドは常に
無力な被害者側にいます。
自分には力がないという
無力なのが子供です。
精神的にも社会的にも経済的にも
子供は未成熟で自由も決定権もありません。
大人になっても
その檻の中に入っているのは
自分の思い込みです。
特に問題になるのは夫婦関係です。。。
なぜなら!!!
3つ理由があります
1近い関係だから
2親の関係を真似るから
3古い男女関係において役割を引きずるから
夫婦関係は近しい関係だから
夫婦というのは
基本は家族になります
家族は寝食を共にします。
全く違う人と一緒にいるのに
親子の家族でやっていた役割
関係を続けてしまうことがあるのです。
女性の場合は特に
親に守ってもらうのが当たり前とか
家事をこなしていい子でいるとか
嫌われないように話を聞いて仲介役になるとか
そういうものを引き継ぎます。
本当はもうそんな役をしたくないのに
無力な子供の役をやり続けるのです。
自分の意思では何も変えることはできない
自由にしてはいけない
誰かに意見をに従わなければいけない
これは男性の場合でも
男の子なんだからハキハキしてなさいとか
男の子は一家の大黒柱になるんだからきちんと稼がなきゃとか
男がそんな家事をするのは恥ずかしいこと
などいろいろな育ち方を学んでいます。
だからこそ
嫌だった子供の頃の役は何だったのか?
それは今でもする必要があるのか?
どうしてすぐに
無力な
被害者役をしているのか?
ここに鍵があることがあります
ロールモデルが仲の悪い親!
残念なことに
仲のいい両親ではなく
いつも喧嘩をしている
母親が父親の愚痴を言っている
亭主元気で留守がいいである
父親は「誰が食わせてやってるんだ」という感覚
女は仕事をしても家のことはきちんとやるべき
男は仕事さえきちんとしていればいい
などなど
多くの家庭が持ってきた矛盾や問題を
そういうものが当たり前
として
大事に持っていきます。
そうすると
結婚すると
なぜか?
お母さんみたいになりたくないと思っていたのに
お母さんそのままをやっている!
ことになるのです。
それはどんなパートナーと付き合っても同じです。
無意識で生きていくと
親の生き方が普通になります。
男の人ってこういう生き物と思い込み
そういう役をパートナーに
無意識にうちにやらせてしまうのです
親の生き方が正しいものとなっているので
普通の夫婦は親であり
それが
世界で一番
真似しちゃいけない夫婦
だったりするわけです。
女の子はこうあるべき!
子供の頃に作られた
女の子の価値観です。
ジェンダーとも言われるものです。
女の子はピンクの服を着るべし
料理をするべし
結婚して幸せになるべし
など
女の子はこうあるべき
それは
母はこうあるべきだし
妻はこうあるべき
という重い荷物を
背負います。
これが思い込みとなり
正しいこととなるのです。
正しいことを
やめることはとても難しいのです。
自分では正しいと思って
何十年も自分自身に強制してきたこと
そして
努力してきたことだからこそ
止めるのは逆に難しいのです。
優しい女の子なら愛される
我慢すればみんなはうまくいく
可愛らしくしないとダメ
弱ければ愛される
これが正しくないわけではないのですが
それができない自分を責め続けるなど
自分らしくない生き方になり
常に生きていくのが苦しい
女に生まれたなんて損
などと思うようになってしまうのです。
インナーチャイルドの罠から抜ける
子供の時に作られた思い込みは
全て
愛されるために
やってきたこと。
親から愛されるために
いい子の役をやり
親の夫婦関係を見ながら
妻になったら
これをしないとダメ
と決めつけ
女の子はこうあるべきと
妻や母の役割をガチガチに
苦しいものにしていく。
だからこそ
子供の時に作られたその
思い込みをもう一度見直して
そこにある感情を
表に出す必要があるのです。
うそから作られた思い込みは
多くの未消化な感情
を作り出しているのです。
悲しかった
苦しかった
辛かった
その感情と向き合うことで
思い込みや
子供の時に作られた
もう必要のない価値観を
抜け出して
自分らしい
新しい関係性
人間関係を作れるようになります。