ヨガの呼吸法、10年の体験から本当にリラックスできる方法はこれ!
ヨガの呼吸法は、サンスクリット語ではプラナヤーマと言われます。
ヨガのテクニックのひとつです。
色々な呼吸法がある中で、10年以上ヨガを自分でも毎日練習し、生徒さんに教えていて
これだけは覚えておいて損はない、これだけはぜひ覚えて欲しいと思う呼吸法です。
1回目のレッスンで、劇的にリラックスできる方法があります。
それは、この方法です。
1 鼻呼吸!
2 吐く呼吸を長くすること。
3 吐くときにお腹の下(おへその下)から自分の意思で凹ませていく。
4 吐いた後に息を1秒くらい止める。
5 吸うときは自然に呼吸する。
この方法は、腹式呼吸と胸式呼吸を混ぜた最強な方法だよ!
ヨガのバイブルとも言われている「ヨガスートラ」にはどう説明してあるかも紹介!
やってみるのは簡単だけど効果とやり方をくわしーく説明していくからね。
ヨガでは何が何でも鼻呼吸!
鼻から息をすると、いいことがいっぱいあるよ!
鼻の粘膜がフィルターになってウィルスや細菌、ホコリなどが入るのを防ぐことができる、3ミクロンまでなら、フィルター機能があるよ!
鼻から入ると入ってくる息を温めてくれて体を温めてくれる。
鼻から息を吸ったり吐いたりする音が聞こえるため(ウジャイ呼吸)呼吸をコントロールしやすくなり、その音が穏やかな気持ちにさせてくれる。
鼻から息をすることで、鼻の上の脳に近い部分を刺激し、そのことで副交感神経が活発になり、リラックス効果など色々あるよ!
息を吐いた後、吸った後に、ほんの少しだけ休む
最初は息を吸ってるのか吐いてるのかわからないから、
息を吸ったらちょっと休む
息を吐いたらほんの少し休む
これで呼吸のリズムがわかるよ。
息をするときはお腹を動かしたほうがいいの、胸を動かしたほうがいいの?
何より大切なのは一番最初は
吐く息を長くすることを覚えるのが大切だよ。
吐く息を長くするには、お腹を徐々に凹ましていくと息を長くするのを助けてくれるよ。
吐ききった後に、ほんの少しだけ休んでそのあとはリラックスして息を吸うようにするといい。
コツは息を吐くのは下腹(おへその下)、おへその上、胸(横隔膜をあげる)の順番で体の中から息を出していき、
吸うときは反対の胸広げる(横隔膜を下げる感じ)、おへその上、おへその下を意識する。
無理やりお腹を引っ込めたり、ふくらましたりするのではなく、
息を吸うときは
肺に空気が入っていくんだな、だから広がるんだな、
息を吐くときは
肺から空気が出ていくんだな、しっかり絞り出すのはお腹からの方がいいな、
って感じで無理なく、やっていくのが大切だよ。
ヨガスートラ(ヨガの経典)では呼吸法(プラナヤーマ)はどう伝えられているか。
ヨガスートラ とはヨガの経典で紀元前300年~紀元後400年頃に作られたと言われていて、ヨガ哲学について書いてあるバイブル的な物。
元々はヨガは、サンスクリット語での口頭伝承なので、いつから始まった誰が始めたというはっきりしたことはわかっていないんだよね。
そしてそのヨガスートラ にも呼吸のことが書かれていますよ!
サンスクリット語で呼吸法のことをプラナヤーマと言います。
PRANA(プラナ)という言葉と、AYAMA(アヤマ)という語源を持っていて
プラナはエネルギー、生きる息とか、呼吸という意味で、日本語で言うバイタリティという言葉にも近いかも、身体中にプラナを回す、呼吸は身体中を回るから、そういった意味でも使われているよ。
アヤマはのばすとか、コントロールするっていう意味です。
なのでプラナヤマは生きるための呼吸を増大させる、コントロールするという意味になってる。
ヨガの哲学では呼吸はエネルギーを受け取って、体の中を巡らせ、そしていらないものを排除していく。。
ヨガでは食べ物以上に呼吸から得るエネルギーを大切にしていて、自分の命と直結しているんだよ。
本当にリラックスできるヨガの呼吸法をマスターしよう。
きちんと呼吸法をしようとすると
リラックスできないなら本末転倒。
自分が生まれた時から、ずーっと寄り添ってくれていた呼吸。
だから絶対に自分の味方なんだよ呼吸って。
呼吸がくれた命。
そう思って呼吸すれば、絶対に呼吸は寄り添ってくれる。
一日数回でも呼吸のことを思い出してあげてね。