ヨガのアーサナ（ポーズ）でサンスクリットの意味は？

ヨガのアーサナ（ポーズ）はどんな意味があるの？

アーサナはサンスクリット語です。

 

アーサナの意味は「ポーズをとる」「座る」って言う意味があるよ？

え？どういうこと？

 

ヨガっていうとまずポージングを思い浮かべるよね。

あーんなのとか、コーンなのとか

 

で、こんなのできないし。

体硬いからヨガに向いてないなーって思うよね。

 

ヨガのバイブルの「ヨガスートラ」 にはたった１行だけ、ポーズのことが書いてある。。。

そこには

Sthila shukam asanamu　（サンスクリット語より）

スティラー・スーカム・アーサナン

スティーラ　安定感、

スーカム　軽さ、動き

アーサナ　ポーズ　座る。

 

ヨガのポーズ（座ること）とは安定感と軽さを同時に持つこと。

それだけが書いてある。

体は柔らかい方がいいとかそういうことは書いてないんだよ。

 

ヨガのポーズは体に、安定感と軽やかさを持たせることを学ぶために使うヨガのツールだよ。

だから体が硬くってもヨガのポーズは効果があるし

どんな人でもできるよ。

 

私は人がヨガに近づくのではなくって、ヨガが人に近づけるレッスンをしたいなーって思っているよ。

 

ヨガのポーズの目的って何？

 

実はヨガのポーズの目的って何だと思う？

アーサナは座るっていう意味があるでしょ

だから座ってじっとしていることなんだよ。

 

ヨガの最終目的は瞑想！

瞑想するには座ってじっとしてなきゃいけないでしょ

でもね、足が痛いとか、腰が辛いとか肩が凝ってるとかだと瞑想はできない。

だからね、瞑想の前にポージングをすると

体がほぐれて瞑想がしやすくなる。

体が硬いと座って集中も難しいもんね。

 

私も瞑想をすぐするより、

ポージングや呼吸法、マントラをしてから瞑想すると自動的に瞑想状態になれることを知ったよ。

瞑想は何かをすることじゃなくって、その状態のことを言うんだなーってね。

 

ヨガの目的は精神統一！

 

ヨガの目的は精神統一、そこに至るには瞑想が有効なんだよ。

 

そしてその瞑想に至る道に有効なのが

ポージング

呼吸法

マントラ

 

今のヨガではどうしてポージングが重要なの？

 

ヨガはインド発祥のものなんだけど

インドから輸入されるときに、一番わかりやすい部分

目に見える部分を輸入されたんだよね。

人の心とかメンタルの部分て見えないけど、体って見えるでしょ。

そして昔はインドでは特に若い子供にポーズは教えてたんだよ。

子供には哲学とかってわからない、でも自己肯定感をあげたり、自信をつけたり、成長に必要な勉強する時の集中力を増すにはポージングはわかりやすく、効果的だからね。

 

ヨガは宗教ではないんだけど、哲学がやっぱりある。

引き寄せの法則とか、マフィーの法則とか、自己啓発とか今は流行ってるけど、

ヨガの世界では3000年くらい前から

学ばれているものだったりするんだよ。

 

やっとヨガの世界に西洋文明が近づいてきたのかもしれないんだよ！

 

メンタルとか、心とか、やっぱり哲学が入ってきちゃう。

それを取り除いたものはやっぱりポージング、普遍的なものは受け入れやすいよね。

 

なのでアーサナは世界共通に受け入れられるヨガの一面だと思ってもらうといいかもね。