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セックスレス解消マニュアル

小説【さらば愛しき人】フィリップ・マーロウから学ぶモテ術

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山本えみり 心の専門家!インナーチャイルドを使って根本から変化するカウンセリングをしています。セクシャリティ、特にセックスレスについては得意分野です。イタリアに住んで二人の子供を育てる母親でもあります。物を書いたり読んだり、アートやデザインも大好き。映画やワインにも精通してるはず!
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風邪をひいて小説を読んだので

ベットの中でレイモンドチャンドラーのフィリップ・マーロウと

イチャイチャするという(想像ね)

ことをしながら

これってかっこよすぎるでしょ!

ありえないでしょ

と想像の世界で遊んだわけ。

 

 

レイモンド・チャンドラはミステリー作家で

1888年に生まれて1959年に亡くなってる!

今回私が読んだ「さらば愛しき人」は1940年に書かれてもので

2009年に村上春樹が翻訳しているy。

 

「さらば愛しき女よ」という題名で清水俊二氏が翻訳したものもあるよ。

こっちの翻訳は1976年、今から50年近く前に翻訳されてることになるね。

両方読んだよ!

 

実際には清水氏の翻訳もなかなか良くって、どっちがいいとはいえないんだよね。

清水氏の翻訳ではスコッチがスカッチだったり

ウィスキーの酒が、ハイボールだったり

私があたしだったり

カルダモンがしょうずくの実

翻訳されてるけどなかなかの名訳だと思うよねえ。

オシャレすぎない。

村上春樹の翻訳は都会派だから。

 

まあそんなのはどうでもよくって

なんでその主人公のフィリップ・マーロウがこれは時代を超えて

モテるでしょ!

って思う理由を挙げていくぜ!

 

男は黙ってウィスキー

 

この小説を読むとね、

常にいつも飲むって言ったらウィスキーな訳!

ウィスキーサワーとかスコッチだったりするけど

とりあえずあの琥珀色の飲み物な訳

 

(スコッチはスコットランドで作られてるウィスキーのことだそうです。

バーボンはケンタッキー州で作られてるウィスキーって、同じやんね)

 

清水氏訳の方になるとウイスキーサワーはハイボールだったりするけど

 

警察に怒鳴り込んでも

単身で賭博船に乗り込んでも

私立探偵業のお客をさばくときも

ブロンド美女を口説く時であっても

警察で殺人事件に関する不当に長い取り調べにあってストレスたっぷりで出てきた後も

麻薬でヘロヘロになった時も

女をドライブに誘う前にも(これ今なら法律に引っかかるし。。。)

ウィスキー飲むのよ!おほほ

 

こいつにシラフの時はないのかよ!

 

アル中か!

っていうくらいねウィスキーを飲むのねええ。

確かにアメリカの60年代ニューヨーク敏腕広告マンドラマの

「マッドメン」も飲みまくってるっけ。

その時代って、ウィスキーとタバコ文化すごいんだよね。

1040年代から60年代くらいまで。。。。

 

何か飲む?

て聞くとかならず

ウィスキー!

な訳ね。

 

いい男はウィスキーを飲むのか

ウィスキーを飲んでるからかっこよく見える

 

のかわからないんだけ。

 

強い酒に飲まれない強い男!っていうシチュエーションが

いい男エフェクトをもたらす。。。

とも言えるわけよねえ。

 

個人的にはウィスキーの薀蓄垂れ流し系の男ってお好みじゃないけど

私が日本で働いていた時はボトルをキープする

というのがステータスの世界もあって

その自慢がのど自慢以上に悲しくって

それで異様にウィスキーアレルギーだったけど

 

フィリップ・マーローなら許す!

っていう世界をレイモンド・チャンドラーは作ってるよね。

 

焦らせテクがすごい!

 

絶対にガツガツしてないわけよ、この男。

だから二人の若い女性が出てくるんだけど、

 

 

1、ブロンド超お金持ちスタイル抜群美女と

2、しっかりもので、気立てのいい子で、好意を抱かすにはいられない微笑みを持つ若い女性

 

二人の女から

「キスして!」

 

って言わせてるのよねえええ。

あのさあ1940年代の女性が

いくらよ、お金持ちで都会派だとしても

キスしてって言う?うちのおばあちゃん世代じゃないの?

 

二人ともシチュエーションは彼女たちのおうちで

ウィスキーをサービスしながらなんだけど

イメージ写真ね!

彼女のフォックステイルの白い襟巻きで着飾った姿の話をしながら

 

「夢のような眺めだったに違いない」

「あなた酔いが回ったんじゃないでしょうね?」

「いつもシラフと言うので定評があるんですが」

と言って女を笑わせるという余裕

なんかキザすぎいいいいい

 

その後色々あって

 

「あなたの名前は?」

「フィル。そちらは?」

「ヘレンよ。キスして!」

女はしなやかに私の膝に倒れかかった。

 

だってよ!!!

名前聞くだけでそんなにセクシーなんかい!!!

っていうシチュエーションがさ

そこに彼女の旦那が入ってくるという。。。絶体絶命

えええええ

もう勘弁してくれ!!!!

っていうくらいおもろいから。

読んだ方がいいよ

 

もう一人の女性から言い寄られるシーンも

 

「ドライブに行こうじゃないか。後一杯ずつのんでからね。」

(いったいどのくらい飲めば気がすむのってくらい飲むね。)

彼女が彼をべた褒めするんだよね、ウィスキーを進めながら

そこで彼が

 

「遠慮するなよ。」私はしびれを切らせた。

「言いたいことは言ったほうがいい」

アン・リオーダンは諦めた。

「私はキスされたいのよ。ひどい人ね」

 

ええええ。。。

なんでべた褒めだけて。

キスの催促だってわかるの?

なんでやねええええんん。

ひどい人なの!!!!ねえMなの?

 

二人の美女に酒を飲んでるだけで迫られる

そんなにいい男なんか!!!

 

迫られてるからいい男なのか

いい男だから迫られるのかこれもまた

サブリミナル効果じゃね。

 

なんだかんだ言っても腕もたつけどインテリ

 

なんなのその話し方は?

って女が突っ込むと

「シェイクスピア的タッチと言って欲しい」とか

ガタイの大きい警官のあだ名を「ヘミングウェイ」として

わかってもらえなかったり。

裏切り者のブロンド女性に殺人をお披露目するときも

 

表紙が最高にイカす!

 

「シェークスピア『リチャード三世』に出てくる刺客に似てる」

 

って言われても。。。

それ誰よ!

ググるわよ!ってなるわけね。

だいたい教養の中にシェークスピアないっしょ。。。

 

麻薬漬けにされて精神病院に監禁されるシーンも

ここでもウィスキーを飲みながら

そこのヤブ医者と話をして脅すときも

 

「しかしもクソもないんだよ。痛い目に合わせてやろうか。

あんたをマルジー・ワインの樽で溺れさせることもできるんだぜ。

溺れるくらい大きなマルジー・ワインの樽が私も欲しいがな。

シェークスピアの台詞だ。

奴も酒に目のない男だった。

我らが妙薬を少し楽しもうじゃないか。」

 

って、シェークスピアを脅しに使っても

シェークスピアが奴になったとしても

逆に怖くないし???

はてなって頭なりそうじゃない。。。

マルジーワインて何よ?ってググるわよ

 

ちなみにマディラワインって言ってポルトガル領マデイラ島で造られている酒精強化ワイン

です。

 

しかも「リチャード3世」で

クラレンス公ジョージが反逆罪で死刑宣告を受けたときに

マルヴァジアワインの樽で溺死を選んだというくだりがあって。

そこからの引用らしいんだけど。

というワインの樽の中で死ぬのね。。。ゴボゴボって。。

なんかゴージャスっすね。

みたいな。

 

フィリップ・マーロウとお付き合いするには

シェークスピア全集買ったほうがいいみたいね。。。。

 

どんな時でも女性を女性として扱う肉食系ジェントルマン

 

敵地に単独で乗り込んで

意識を失うくらい殴られて

首を絞められて

麻薬漬けにされて

精神病院に監禁されて

そこから命からがら

逃げてくるんだけど

そこにさあ、あのね、さっぱり系の女性の家があるわけね。

一応女に頼るっていう部分もまあイカす部分だけど

 

その家でちょっと休ませてもらうんだけどね

コーヒーとゆで卵とトーストを食べて

そのあとまたウィスキー飲むんだけど!!!!

ほんと何回飲んでんだか。

 

彼女が泊まってけば!空いてる部屋あるし!疲れてるし

ってお勧めするとね

 

「君の部屋のドアに鍵をかけると約束してくれ!」

って言う訳ね。

常に男なのよねえええ。女の前では。

女友達とか実はさ、ないっていうか。

その潔さがさあかっこいい訳!

 

彼の家に行くって言うことは、

もしくは彼女の家に行くってことはそれなりのことが

行われるっていうのが普通で

そういうことがないのって

野暮なんじゃないの

って逆に思うのよね。

 

私の女友達もお誕生日の日に

気になる人の家に泊まったけどなーんもなくって

ってそうなるには

やっぱりうまくいかない恋愛だったし。

 

男友達も泊まった女性がその気だったけど、

流石に初対面だからって、なーんもしなかったら

「何様のつもり?」って女性に言われたとか。。。。

 

だからさあ。

フィリップ・マーロウは肉食系ジェントルマン!

なのね。

 

 

さよなら、愛しい人、フィリップ・マーロウのスペックは?

 

彼は30歳くらいっていうことになってる

180cmで85kg 痩せマッチョではないよね。

でもスーツは常に着てるタイプ。

100ドルが最低賃金の仕事の範囲なんだけど

その頃の100ドルって40万円くらい。。。らしい。

超お金持ちでもないけど、、、、

 

何より自由に仕事をしたいっていうのがあって、会社員とか

結婚とかには向いてない男ということは

なんども自分でも呟くし」

女性にも言っていて

だから結婚済みの女性との恋愛もどきもありという。

 

うーん。

一昔前のいい男って感じだけど

イクメンとかにはならなそうな。

 

とはいえ年末に一緒にベットに過ごすには

最高な男ではありました!!!

(オチはこれ?)

普段はこんな感じのとこで書いてまーす↓ ぐちゃぐちゃじゃんん。

 

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