ありのままの自分を認めるってどういうこと?
LINE@からのご質問で
あのさあ
いつもあんたが言ってる
ありのままの自分
ってなにさ?
ここまで口は悪くなかったけど。。。
まあわかるよね。その質問
なに?
それ?
私にとってのありのままの自分て?
それを表現するためにいろいろな努力をしています。
じゃあ、数十年生きてきて「ありのままの自分」ってなに?
「自分になるってどういうこと?」
本当はすごく難しいことです
言葉にできない何かを表現するときには
なんとなくインスピレーションで私の机の上の写真を載せました。
というのは、
私を作り出してるものって、こんな感じです。
実際はセックスレス のことをカウンセリングしているのに
こんな感じです。
村上春樹やスティーブンキングITの小説があったり
めっちゃ濃いスピ系のラムサやバーシャルがあったり
ヨガのセミナーでのノート
かというと、ボッシュの絵を眺めていたり、
気分を変えるためのエッセンシャルオイル、
一眼レフカメラ・旅行に行った場所のブロシュア
早稲田文学増刊のフェミニズムバリバリの女性号
過去世セラピー、怪しすぎるほど魅力的
ティックナット・ハンのインナーチャイルド瞑想、マインドフルネス。
海辺から拾ってきた流木とか。。。
まあこんな感じで
どうやって
「ありのままの自分」
に文章を読むことによって
近づいてくれるかなって
そして自分が近づけるかなって模索してます。
もちろんそれは「ありのままの自分」を表現することでしかないから。
ありのままの自分はストーリーや物語ではない。
私はよく小説を読みます。
それは恋愛小説であり、ホラーであり。
この机の上にも2冊の小説
村上春樹のある意味、恋愛小説と言えるようなもの
ステファンキングのIT、完璧なるホラーです。
私たちは私たちの人生をも
この小説のように物語に仕立てあげることが上手です。
小説では最終的にはハッピーエンドになったり、必ず結末があります。
1Q84 では二十年間の時を超える愛の話が描かれていますし
ITでもホラーとしての伏線には思春期に上がる前のあの淡いそして大切な友情の27年後、ここでもまた時を超えた繋がりを語っています。
そして私たちの人生もこのストーリーのように私たちは仕立て上げます。
ストーリーはこの小説の主人公たちののようにとても魅力的で放ち難いものなのかもしれません。
ただ私たちの人生は
小説の主人公のように、結婚してハッピーエンドで終わったり、28年後にIT退治に出かけて勝利を収めるなどといった、ある意味華々しくもない、だからこそ、もう少し深いもののような気がします。
小説自身が深くないという意味ではなく、
私たちはそうやってストーリーを勝手に紡いでしまっている、しかも、面白いほどすごい確率で、ホラーであったり、苦しい主人公であったり、冴えない誰かであったり、いろいろです。
例えば愛されない、子供がいないと幸せじゃない、親から愛されてなかった、美しくない人間だ、私は価値のない人間だから、など作り上げている。
そのストーリーを探ることもとても面白いのかもしれません。
カウンセリングではそのストーリーを探っていくこともします。
ただしそこに自分らしさや、ありのままの自分はありません。
母親なのだから、女なのだから、大人なのだから、日本人なのだから、親に言われたから、いじめられたからそういったストーリーを作り上げているだけです。
ありのままの自分はそういったストーリーから解き放たれたものだと思っています。
その中で私たちは甘美なストーリーを作っていくのです。
何十年もかけて作り上げたストーリーを信じているのが、私が思う「苦しみ」だと思っています。
あなた自身はあなたが思っているストーリー以上のものだと思ってください。
自分の好きな絵を描く作業がカウンセリング
そのストーリーに色づけしてるのがイメージなんですね。
カウンセリング中はその人のイメージとかそういうものにすごく注意をしてる。
それは感情を動かすものだったり、思い出だったり、もやもやだったり色々なんだけど、それを明確にする作業をしています。
そこには本当に奇々怪界な世界があったりもするし、もちろん涙無くしては見れないシーンもある。
あのフラッシュバックに泣かされるってあれね!
でもまたそれも
ありのままの自分ではないんだよね。
カウンセリングをしてて私が楽しいのはそのイメージみたいなものをどうにか作り上げる作業をしている時であって、それはもう言葉には言い尽くせない世界甘美な世界。
Sと言われてもしょうがない。。。。
でそのイメージをね私という鏡にうつして、受けてくれてる方は見てくれるんだと思うんだけど、そこでに気づきがあるんだと思うんだよね。
まあそこらへんはすごく不思議でその色調とか人それぞれのタッチとかは個性的というか、魅力的なことが多い。
人のね苦しみを喜ぶわけじゃないけど、その心の中に色あざやかな世界を覗かせていただいているのが私のカウンセリングでの作業かな。
私若い頃、美術史を学んだり、アートの世界にいたんだけど、すごく近いものを今でも感じるんだよね。
本当に不思議。
ありのままの自分にたどり着く方法は?
ありのままの自分に気づくって
その魅力的なストーリーとイメージに気づくことでしかないんだよね。
まあすごく抽象的になっちゃうけど、本当に自分が大切にしているものはそれなのか?っていうことなの。
友情とか、本当の愛とか、絆や自分の創造性という喜びはそれを超えた、言葉やイメージを超えたものであったりする。
カウンセリングでは誘導瞑想を使うんだけど、それって、その物語に気づいてもらったり、イメージをとっていく、クリーンにしていく作業だとおもうんだよね。
ある方はこう言ってた
「私ってあんまり人から好かれないキャラなんで」って
それを、意味づけるためのストーリ作りに必死になってた。
そしてそのイメージを常につけていってた。
だってそれが自分を守る方法だと思ってたから。
価値がない自分を守るために。。。
ありのままの自分は
生まれた時に祝福された自分であり
命の尊さであり
毎日全てのものが与えられてる自分であり
愛され
必要とされ
価値のある自分であること
パワフルな創造性を持っているということ
自分の内側に至高の存在があるということ。
何かになったり
何かを努力したり
正しい行いをしたり
完璧である必要はないの
瞑想では何度もありのままの自分を自分で感じる経験をする。
だからね、あれ?なんか違うなっておもうようになるの。
今までは努力すれば幸せになるだったのに。
リラックスすると幸せになるのって???
ありのままの自分はリラックスした自分
3歳の娘ちゃんがいるお母様のSさん。
ありのままの娘を愛するって?
ありのままの自分を愛するって?
確かに一言では答えられないし難しいことかもしれない。
毎日ね探っていくしかないとは思うんだ。
そのままじゃ、野蛮になっちゃわない?
しつけのない子供になっちゃわない?
教養のない娘になってしまって嫌われちゃわない?
色々考えると思うんだけど、
それがね、全部自分に自分で言ってることだと思って欲しいんだ。
親にどう言われて育ってきた?
何を言われると傷つく?
もやもやする?
これは人それぞれだけどね。
でね、それが一番自分を苦しめてるの。
だからね娘ちゃんにも自分が言って欲しいことを言ってあげて欲しい。
大丈夫だよって
守られてるよって
大好きだよって
助けてあげるよって
泣いてもいいよって
欲しいって言ってもいいよ
それがね自分を癒すことでもあり、
ありのままの自分になるっていうことなんだよ!
カウンセリング受けてくれた方はこんなかんじで
感じてくれたよ!
誘導瞑想では深い部分で納得してもらえるよ!
めっちゃくちゃ嬉しいメールでした。
またじゃああ。