【アダルトチルドレン】父との関係が仕事との関係を作る・みかんさん3
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女性でも今の時代は仕事をしていきます。
だからお父様との関係が仕事との関係になり、
【仕事】=【父親の姿】だという思い込みを作ります。
男性性の部分でもあるし、お金の部分でもあります。
お父さんとの関係性がいいとお金との関係もいいし
お母さんとの関係性がいいとセクシャリティの関係性も良好です。
仕事第一主義の家庭で幼少期から育ったことが
父性制度や
父親の暴言が家族を振り回し
なおかつ経済的に力を握っているということで
家族にも暴力を振るう権利があると
勘違いしているわけなんです。
もちろん逆もあります。
お父様が仕事て幸せに成功していると、その価値観をもらえるので女性でも仕事に対する価値観がニュートラルに、対応することができます。
みかんさんもそんな昭和男子に育てられ
常に劣等感
何より仕事への向き合い方が
どうしても辛くなってしまうわけです。
楽しく仕事をすると、そんな仕事は甘い
お給料のことでもいちいちチェックが入りました。
仕事がうまくいっても常に責めらられているかのように感じて辛いのです
間違ったらきっと怒られるに違いないと思うので
完璧主義になり、仕事はどんな仕事でも徐々に苦しくなっていきます。
みかんさんのお父様との関係によるお気づき!
わたしにとって アダルトチルドレンの核心の部分かも・・
と感じたのでご相談させてください。
実家の父親の教えで、我が家ではこのような「価値観」を食事のたびに聞かされました。
・仕事は何よりも優先順位が高いもの(神聖なもの)
・俺(父)が仕事をしないと家族が食べていけない(誰のおかげで食べていけるんだ)
・仕事が理由なら家族へのドタキャン、旅行、約束なんて大したことない
・仕事をすれば真面目で素晴らしいが、稼げない家事なんて意味がない(女性蔑視)
・仕事をしているやつは努力ができて人間として素晴らしい(偉い!価値がある人)
・仕事は納期通り完璧に仕上げないと一気に世間から信頼を失うんだ(お父様の恐怖)
・言い訳するな!人に甘えるな!絶対に最後まで決めた事をやり遂げろ!(時間に遅れたり、約束を破ると無責任なやつ!!と、認定されて1時間ほど恐ろしい怒鳴り声で叱責を父から受けました)
上記のような価値観もあり
本当に最近までは病気のときでも会社を休むのが怖くて、
内心では「どうしよう、、凄く叱られて人間としてダメだ!無責任なやつだ!」と捨てられるんじゃないか?と、恐怖心でいっぱいになっていました。
たかが「電話で1本、病気のための欠席連絡」する行為
簡単とは分かっていても、わたしにとってはとても勇気を出す行為だったんです。
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みかんさんはお父様がいつもおっしゃっていた
仕事はこうであるという価値観を本気で信じてしまっていたから
体の芯から染み込まされていたので、どんなことがあっても仕事の穴を開けるなとか、大変なのが仕事だと思っていました。
この価値観を持った方多いんじゃないでしょうか?
私の父親も貧乏な割に、家族のことは次のことが多かったし、仕事は聖なるものっていう感じで絶対に邪魔しちゃいけないと学んできました。
今私の娘たちは、好きな時に両親に電話をして「迎えに来て!」「明日お誕生日会だから送ってね」など、親のスケジュールはどうにかなると思って生活しています。
家族のために働くのだから、家族が幸せになるために行動する!今の私たちの価値観とは異なったものなのです
私がこういった父のことを思い出すときに言う言葉『マントラ』があります
「ごちゃごちゃうるさい!」
「静かにしろ」
「大して稼いできてないのに、大きな顔して仕事の蘊蓄言うな!」
子供の時に言えなかったインナーチャイルドを守ってあげる言葉です。
正当な理由がある欠勤なのにすごい罪悪感!
上記の病気で仕事を中断してしまう行為になぜ、こんなにも異常なぐらい恐怖心を得るのか?
何がそんなに怖いのか?
体験を深堀してノートに書いてみたんです。
すると、、
わたしにとって仕事とは働く父親の姿が浮かんできて・・
怒鳴り声と権幕な父の顔、その口から出る
「お前なんか使えない。要領が悪く頭が悪いやつ」
と人格否定の叱責が恐ろしく怖いのです。
父親から言われてきたセリフ↓↓
・何が言いたいのかお前の言ってる意味が分からん!結論から言え!
・要領が本当に悪いやつだなー。頭が悪くて使えないやつめ
・お前にいくら金をかけて育ててやったと思ってるんだ!大学まで出たクセに。お前には失望した・・
・お前は努力が全く足りない。今まで一体何を学んできたんだ。呆れてものが言えないわ
・お前には鼻から期待なんてしてない。せいぜいよそ様に迷惑かけないよう努めろ!最低限の努力だけは絶対にしろ!!
・お前は甘い、仕事に対して一貫性もないし極めることを知らんだろ?何をやっても無駄だ。先のことを全く考えないやつが稼げるわけないだろ?世間をなめんなよ!!
・お前みたい、そんな大した仕事しかしてなくて、金なんて貰えるわけないだろ?甘いわ
・子育てやからだのことやお前はいつも言い訳ばかり、、、
・死ぬ気で本気で仕事をやったことないから、お前は根本的に苦労が足りないからいつまでも成長しないんだよ!!
・精神的に大人になりきれない子どもなんだよ!!
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こういう思いをしているのはみかんさんだけではありません。
多くの方がこういうこと言われて育ってきてるんじゃないでしょうか?
最近のインフルエンサーハッピーちゃんのインスタにも
インナーチャイルドワークの投稿がありました。
ワークショップの動画
↑見たら泣いちゃうよ!
このワークイタリアでやったことあるから、いつか日本でもリアルでしたいなー。
お父様に反抗できれば楽なのですが優しいからそんなことできない
てめえだよ大人になったほうがいいのは!!!!
って言えないから苦しいんですよね。
でもお父さんのことは嫌いになれない!
結局はわたしは、暴言を言った父親に怖くて怒れなかった。
憎いという感情すら持つ間もなく、ただ逃げたいしか思わなかった。
それでも、わたしは父親が大好きで、嫌われたくない。
だから、父親が望む希望通りの優秀な娘でなくてはならないのか・・
と、自分でも呆れてしまうほど、
自分の心を守るより、親から愛されたい。
が強い女なのだと思いました。
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この時に必要なのは冷静な自分と、
怒りです。
そして自分を守る
強さです。
本当に悲しいことだけど、
「そんな意地悪を言う、あなたのお父さんが間違ってるから」
インナーチャイルドワークは気づくとこから始まる
みかんちゃんはいろいろなワークをしていきます。
私とカウンセリングしたり、メールでご提案したことを一生懸命にやってくれました。
でもね重要なのはその声に気づくってことなの。
そのお父さんの声は本当の声じゃないんだって
自分を苦しめる声なんだって気づく、そこから始まります。
だからすごい第一歩なんです。
子供との関係もここから気づいていきます
みかんちゃんのインナーチャイルドワーク続きます。
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