イタリア土産にはチーズ屋に行ってみよう!【買い方イタリア語付】
イタリアにはねえ、何百種類もチーズがあるよ!
チーズ好きには天国。
チーズ専門店も街のどこかにあるし、スーパーでもチーズを量り売りしてくれる。
とはいえ、イタリア語でどうやって、この数百種類もあるチーズを選べばいいの?
お土産には何買ったらいいの?
答えは、、、
パルミジャーノ・レッジャーノの200gの真空パックだよ。
「Parmigiano reggiano 2etti sottovuoto!」
パルミジャーノ レッジャーノ ドゥエ エッティ ソットブオート!
こう言って買ってね!
グラナ・パダーノって言って、パルミジャーノ・レッジャーノもどきのもあるけど、それも、美味しいけど、イタリアに来たら、せっかくだから、良質のパルミジャーノを買ってね。
なぜなら、日本で食べるパルミジャーノがこれ石鹸か!!!って思えるくらい、
本場のパルミジャーノはうまいよ。
私は日本で食べるパルメザンチーズってパルミジャーノと違うものかと思ってたくらいだよ。。。
あのパスタ屋さんにあるみどりのパッケージに入ってる、砂みたいなチーズ。。
パルメザンで実は同じらしい。。。ええええええ。
本イタリア人なら、パルメザンが食卓に出てきたら、ちゃぶ台ひっくり返すくらい、本場のパルミジャーノは衝撃な美味しさだよ。イタリアにはちゃぶ台ないか。。。
パスタに、自分ですりおろして、おろしたてパルミジャーノのその上に、オリーブオイルをかけて食べるのが、本場流。
っていうか、うちの娘たちは、そういう感じで、コテコテなもん食べてんね。
レストランではパルミジャーノおろしたては食べ放題!!!
スプーンですくって、パスタにかけるよ!
チーズとオリーブオイルだけで、ソースのコクが増すから、それで味もカバーできるよ。なんでも美味しくなるソース。みたいなもんだね。
ジェイミー・オリバーはイタリア家庭料理は、美味しいなーって思うと、絶対何にでも、隠し味で、パルミジャーノが入ってるって言ってるくらい、メジャーなチーズ。
イタリア家庭では、パルミジャーノが切れるってことはないね。
イタリア本場のチーズ屋さんは、英語が使える人なんていないから、片言のイタリア語でも頑張って話して、がっつり買い物しちゃおう。
チーズ屋さんはたいがい、小売商店なので、超プロ!
夫婦でやってるとことか、兄弟でお店を構えてるとか、まあ、そんな感じで、フランク〜って感じ。
もちろん売り子さんもお客さんとおしゃべりを初めて、行列を作るのもちっとも怖気付かない。
そこで、イライラするともう、イタリアでは生き残ってけないからね。美味しいものも食べれないよ。
店によってへ、いかにもチーズのプロって感じの人がいて、ネクタイ締めて、チーズ売ってたり、肉売ってたりする人もいるのがイタリアだよね。
ここでもコミュニケーション能力を発揮!コミュ障なんて言ってたら、チーズの一つも買えないよ!
たいがいは、どんなチーズがいいとか、どんな味がいいとか聞くんだよね。
ちょっと辛いのとかね、そこで、チーズの説明もいろいろしてくれる。
自分の好みをしっかり持ってないと、ここでも、言い負かされて、全然欲しくないものを手に入れるか、もしくは、何にもチーズが手に入れないで、帰って来ることになるから、イタリアでは、チーズを買うにも自分軸!もっとこう。
熟成度にもよるし、いつ食べるかにもよるから、それによって、チーズを選んでくれる。
イタリアでチーズを買うなら、熟成度にもこだわるべし!
まずは熟成度によっても選べるね。
こういうチーズはフレッシュチーズって呼ばれてるよ!
Formaggio Freschi (フォルマッジョ フレスキ) 熟成してないチーズ、リコッタチーズとか、モッツァレラとかのフレッシュチーズ 、カマンベールっぽいもの。柔らかめのチーズは、ホールで売られてる。
セミハードタイプ、ハードタイプは
Formaggio Stagionatura media (フォルマッジョ スタジョナツーラ メディア)熟成されたもの、6ヶ月以内のもの。クセが強くないから食べやすい。セミハードとも言われてる。
このタイプが、セミハード、もしくはハードタイプのチーズ。
Formaggio Stagionatura lunga (フォルマッジョ スタジョナツーラ ルンガ ) 6ヶ月以上のもの、パルミジャーノとかは3年ものとかもあるけど、クセが強くなくって、食べやすいから、人気だもんね。ハードチーズ。
私は日本人だから、やっぱりフレッシュなチーズが好きかもなあ。
ヤギのチーズとかの、カマンベールみたいになったのがたまにあって、それが大の好物!
イタリアチーズは素材が3つあるから、食べ比べて、自分の好きなものを見つけるべし
あとは素材の違い。
羊はこんな感じで、いたるところに放牧されてるよ!
Capra (カプラ)ヤギの乳からできたもの どちらかといえばフレッシュチーズを作るかなあ。
Pecora (ペーコラ)羊の乳からできたもの フレッシュチーズも作るし、熟成ものも作る、熟成が長くなると味が強くなる。
Mucca (ムッカ)牛の乳からできたもの。 色々なタイプのチーズが作れるけど、口当たりがよく食べやすい。日本で食べれるチーズって、たいがいはこの種類だよね。
もちろん、混ざってるものもある。ヤギと牛とか、羊と牛とか。
イタリアに旅行するなら、その土地のものにこだわるべし
イタリアもその土地、その土地のチーズがワインがあって、やっぱりその土地のチーズには、その土地のワインが合うっていうことになってる。
その土地の料理にはその土地のワインだしね。
あと大切なのは、せっかくイタリアの、小さな町に行ったのに、フランスのチーズとか買わないように、
Formaggio Locale (フォルマッジョ ロカーレ)ローカルチーズ その土地のチーズ、という意味なので、この言葉も覚えておくといいのかも。
これは何を買うときも便利かもね。
ワインでもお肉でも、オイルでもやっぱりせっかく行ったなら、その土地のものを買いたいしね。
そしてその土地土地の、空気が作ってくれる味があるんだよね。
もちろんその土地で食べるから、美味しいっていうのもあるしなあ。
うっとり。。。
こんな感じで、地元っ子はチーズをオーダするぜ!
上に書いてある、言葉を混ぜ合わせて
「やぎのチーズで、この土地で作ったもので、来週食べるんだけど、フレッシュなものがいいなー」
「Vorrei un Formaggio fresco di capra a locale, ma lo mangerò la prossima settimana」
早口言葉みたいだけど
「ヴォレイ ウン フォルマッジョ ディ カプラ ア ロカーレ、 マ ロ マンジェロ プロッシマ セッティマーナ!」
ということで、美味しいものを食べるには、言葉も勉強しないとダメなのよねえ。
食い意地がはってると、言葉の上達も早いよ。
とかオーダーすると、それを見せてくれる。
フレッシュなものは、カマンベールの大きさのものも多いから、それを一つ買うことになるね。
フレッシュチーズは切り売りっていうよりはホールうりだなあ。
もしくは、熟成されたものなら、たいがい30センチくらいの丸いチーズを切り分けて買うことになる。
熟成されたものは、見せてもらって、あーーそれそれ、とか、もうちょっと熟成してないのとか言いながら、ちょっと味見させてって言って、味見させてもらったりして、じゃあ、これと、これを200グラムずつとか、小分けに切ってもらう。
これもねえ、ひとかけら (ウンペッツェット) くださいとか言うと、500グラムくらいのを売りつけられたりするから、
きちんと200g(ドゥエエッティ)もしくは100g (ウンエット)とか、細かく指示をしないと、スーツケースが激重になることもあるからね。
味見する時はたいがいは、切った時に使う、大きい包丁に乗せて、どうぞ、とか突き出してくるので、ビビらずに、手で取って食べてね!!!
フレッシュなチーズはたいがい、カマンベールのように皮まで食べられるけど、熟成されたものは、皮の部分は硬いので食べないから、皮の部分を切って食べるね。
イタリアチーズはお土産にするときは真空パックにしてもらおう!
これぞパルミジャーノをお持ち帰りして、お友達に振る舞おう!
イタリアチーズをお土産にするには、やっぱり、長期熟成の、室温でも保存できるものがいいよね。
パルミジャーノ・レッジャーノとか、ペコリーノロマーノとか、パスタにすりおろしてかけて食べれるチーズがいいかもねえ。
買う時はたいがいのチーズ屋さんが備え付けてあるから、真空パックにしてもらってね。無料だよ!
「Sottovuoto per favore」「ソットブオート ペルファボーレ」
この一言で真空パックにしてくれるからねえ。
いろんなものは不便な国だけど、食だけはこだわりがあるみたいで、真空パックはどこの店でもたいがいしてくれる。
あと小さいお店とかで、言葉が通じない中で買うチーズはお土産だけではなく、豊かな土産話も作ってくれるよ!
買えなかったこともそうだし、でっかいチーズを買わされちゃうのもまた、それはそれでねえ、いい思い出だもんね。
生ハムとかも真空パックのも買えるけど、これは日本に持って帰るのは禁止されてるからね!
見つかると税関で没収プラス、ごっそり罰金取られるから気をつけてね。
イタリア人になる一歩は
パルミジャーノ・レッジャーノの塊をすりおろしてパスタに乗っけて、その上に、オイルをかけて、ちょっと湿った感じにして食べるべし!
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